20リットルのゴミ箱が自分の暮らしに足りるのか、判断がつかない状況だと思います。
先にお伝えすると、20Lで足りるかどうかは人数ではなくゴミ出しの頻度と自炊の量で決まります。
週2回ゴミを出せて自炊が少なければ、20Lは扱いやすい容量です。
反対に、毎日料理をして食品トレーや野菜くずが多く出る場合は、2日で満杯になります。
この記事では、足りるかどうかの判断基準と、置き場所に合わせた選び方をまとめます。
記事のポイント
- 20Lで足りるかどうかの判断基準
- 20Lゴミ箱の本体サイズとフタが開く高さ
- メイン用とサブ用で変わる選び方
- 20Lの袋がぴったり合うとは限らない理由
- 置き場所別に確認しておく寸法
20Lが向くのはどんな使い方か
まず、20Lにどれくらいのゴミが入るのかを押さえておきます。
環境省の調査では、1人1日当たりのごみ排出量は839グラム、そのうち家庭から出るごみは466グラムとされています(出典:環境省報道発表資料)。
1人分で3日ためると、およそ1.4キロです。
20Lの袋にはおおよそ6キロ前後まで入るので、重さの面では余裕があります。
問題になるのは重さではなく、かさばり方です。
食品トレーやペットボトル、野菜くずは軽くても場所を取ります。
自炊の頻度が高い人ほど、20Lは早く満杯になります。
逆に、外食が多く紙ごみが中心なら、20Lで3日から4日はもちます。
容量だけで一人暮らし向けと決めず、自分が何を捨てているかで判断してください。
本体サイズとフタが開く高さの目安
20Lのゴミ箱は、幅を抑えて奥行きと高さで容量を稼ぐ形が主流です。
置けるかどうかを判断するには、閉じたときの高さだけでは足りません。
フタを開けたときの高さまで確認してください。
| フタの形式 | 幅の目安 | 閉じた高さ | フタ全開の高さ |
|---|---|---|---|
| ペダル式(縦開き) | 約20cm | 約45cm | 約65〜76cm |
| 両開き(観音開き) | 約22cm | 約38cm | 約48cm |
| スライド式 | 約21cm | 約45cm | 約58cm |
| 縦長スリム | 約19cm | 約54cm | 約86cm |
数字はあくまで傾向なので、買う前に商品ページで実際の寸法を見てください。
幅20cm前後なら、3つ並べても60cm程度に収まります。
分別用に横並びで置きたい場合、20Lは扱いやすいサイズです。
標準的なペダル式がどのくらいの大きさになるかは、実際の寸法表を見ると分かりやすくなります。
\ 閉じた高さと開いた高さを見比べる /
足りるかどうかはゴミ出し頻度で決まる
同じ20Lでも、使い方によって評価が変わります。
メインで使うのか、サブで使うのかで分けて考えてください。
一人暮らしのメインに使う場合
可燃ごみの収集が週2回ある地域なら、20Lはちょうどいい容量になります。
3日から4日でいっぱいになり、臭いが出る前に出すサイクルができるためです。
大きすぎるゴミ箱を選ぶと、満杯になるまでに1週間かかります。
その間、底にたまった生ごみが腐って臭いの原因になります。
ただし、自炊の量が多い場合は話が変わります。
食品トレーや袋がかさばるため、2日で満杯になることも珍しくありません。
その場合は、無理に20Lで回そうとせず30L以上へ上げるほうが快適です。
容量ごとの比較は45Lのゴミ箱はどれがいい?もあわせてご覧ください。
サブとして使う場合
家族で暮らしている場合、20Lをメインの可燃ごみ用にするのは厳しくなります。
一方で、サブとして使うなら20Lが最も使いやすい容量です。
- ペットボトルや缶などの資源ごみ用
- リビングや寝室に置く紙ごみ用
- おむつ専用のペール
- 洗面所やトイレ用
資源ごみは重くならないので、20Lでも週1回の回収に間に合います。
おむつ用としても、市販のゴミ袋が使えるサイズが選べます。
置ける幅が限られている場合は、20Lを縦に2段重ねた形にすると床面積を抑えられます。
\ 2段にしたときの高さを確認する /
フタの開き方で置ける場所が変わる
20リットルの蓋付きを棚の下やカウンターの下に置きたい場合、フタの形式が決め手になります。
カウンター下の高さは、60cmから70cm程度のことが多くなっています。
ここに縦開きのペダル式を入れると、フタが天板にぶつかって全部開きません。
本体が入っても使えない、という失敗はこれが原因です。
上に空きがない場所では、次のどれかを選んでください。
- フタが左右に割れる両開き
- フタが奥へ滑るスライド式
- 手前が開くフロントオープン
- フタが横にずれるシャッター式
両開きなら、フタを開けても高さ48cm前後で収まる製品があります。
置き場所の高さを測ってから、フタ全開時の寸法と見比べてください。
置き場所の寸法が決まっていて、自動で開くタイプも候補に入れたい場合は、対応するサイズがあるかを確認しておくと選びやすくなります。
Smartownerはセンサーで開くタイプを扱っており、袋が見えない構造になっています。
\ 置き場所に入るサイズがあるか調べる /
20Lの袋がぴったり合うとは限らない
ここが最も間違えやすい部分です。
20Lのゴミ箱に20Lの袋が必ず合うわけではありません。
理由は、袋の大きさが容量ではなく寸法で決まっているからです。
一般的な20Lの袋は、平らに置いた状態で横52cm前後です。
これを筒状に開くと、一周は104cm程度になります。
一方で、ゴミ箱の内側が幅22cm、奥行き36cmだとすると、一周は116cmです。
袋のほうが12cm足りないため、縁に被せられません。
確認するときは、次の順で計算してください。
- ゴミ箱の内寸の幅と奥行きを測る
- 幅と奥行きを足して2倍にする
- 使いたい袋の横幅を2倍にする
- 袋のほうが10cm以上長いか確かめる
足りない場合は、30Lの袋を使うと収まります。
商品ページに対応する袋のサイズが書かれていることも多いので、そこも確認してください。
自治体の指定袋を使う地域では、その袋の寸法で計算してください。
置き場所ごとに確認すること
最後に、置く場所別の注意点をまとめます。
キッチンに置く場合は、シンクからの距離と通路の幅を見てください。
通路に出っ張ると、調理のたびに足が当たります。
シンクの下に入れる方法もありますが、収納として使える場所がひとつ減ります。
洗面所やトイレに置く場合は、扉の可動範囲に注意してください。
扉を開けたときにゴミ箱に当たる位置だと、毎回動かすことになります。
リビングに置く場合は、袋が見えない構造かどうかで印象が変わります。
内側に袋を留めるリングが付いている製品なら、外から袋の端が見えません。
おむつや生ごみのように臭いが出るものを入れるなら、フタにパッキンが付いた密閉タイプが向いています。
\ フタの密閉構造をのぞいてみる /
臭い対策の考え方はゴミ箱の密閉性で選ぶ臭わないキッチンで説明しています。
20Lのゴミ箱に関するよくある質問
20Lは一人暮らしに足りますか?
週2回ゴミを出せて自炊が少なければ足ります。
毎日料理をする場合は、2日で満杯になることがあります。
20Lと30Lで迷ったらどちらがいいですか?
置ける幅に余裕があるなら30Lのほうが安心です。
幅が限られている場所なら、20Lを2つに分けるほうが使いやすくなります。
カウンター下に入れても使えますか?
フタが上に開くタイプでは、天板に当たって開ききりません。
両開きやスライド式を選んでください。
指定のゴミ袋がうまく被せられません。
袋の一周が、ゴミ箱の内側の一周より短い可能性があります。
ワンサイズ大きい袋に変えると収まります。
袋が抜けにくいときはどうしますか?
ゴミ箱の中で空気が抜けず、袋が張り付いていることが原因です。
底に近い側面に小さな穴を開けると軽くなります。
20Lのゴミ箱の選び方のまとめ
20Lで足りるかどうかは、人数ではなくゴミ出しの頻度と自炊の量で決まります。
週2回出せて自炊が少なければメインとして使えますが、料理が多い場合は30L以上を検討してください。
家族で暮らしている場合は、資源ごみやおむつなどのサブ用として力を発揮します。
置き場所に上の空きがないなら、両開きやスライド式を選んでください。
袋は容量ではなく一周の長さで合わせるため、20Lの袋が合うとは限りません。
買う前に、内寸の一周と袋の一周を計算してから決めてください。

