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大容量ゴミ箱の選び方|50・60・80・90Lを用途別に比較

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50L・70〜80L・90Lの大容量ゴミ箱を比較し、重さ・袋代・置き場所・屋外使用時のポイントを示した画像

ゴミ箱は大きいほど便利だと思って選ぶと、たいてい持て余します。

結論から言うと、大容量にすると増えるのは容量だけではありません。

満杯になったときの重さ、袋の値段、置く面積も一緒に増えます。

家庭なら回収の頻度から逆算し、必要な最小限の容量を選ぶほうが扱いやすくなります。

この記事では、50Lから90Lまでの容量別の向き不向き、袋が合わなくなる理由、屋外に置くときの条件を整理します。

記事のポイント

  • 大容量にすると満杯時の重さと置く面積も増える
  • 90L級は屋外や業務用など目的が決まっている場合に選ぶ
  • 大きいゴミ箱ほど自治体の指定袋が合わなくなる
  • 屋外は素材の耐候性と蓋のロックで決まる

大きいほど便利とは限らない

まず、容量を上げると何が起きるのかを整理します。

ここを飛ばすと、置いてから後悔することになります。

満杯にすると持ち上がらなくなる

90L級のゴミ箱を満杯にすると、中身だけで20kgから30kg以上になります。

この状態から袋を引き上げる作業は、腰を痛める原因になります。

結局いっぱいまで入れられず、容量を持て余すことになりがちです。

袋と置き場所の負担も増える

大きい袋は1枚あたりの単価が上がり、厚みも必要になります。

本体も高さ80cmから100cm近くになり、室内に置くと圧迫感が出ます。

奥行きも45cmを超えるものが多く、通路に置くと動線をふさぎます。

幅だけを見て決めないでください。

回収の頻度から逆算する

必要な容量は、人数ではなく次の回収日までに溜まる量で決まります。

可燃ごみが週2回なら3日分、資源ごみが月2回なら半月分がたまる計算です。

70L単体で足りるかどうかは、70Lのゴミ箱は何人家族向きかをまとめた記事で解説しています。

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容量帯で向いている用途が変わる

50Lから90Lは、ひとくくりにできません。

10L刻みで置き場所も役割も変わります。

50〜60Lは室内とベランダの境目

この帯は大容量の中では扱いやすく、室内にも置けます。

4人家族の可燃ごみで、回収まで3日分程度をためられる容量です。

キッチンの脇やベランダなど、屋内と屋外の境目で使われます。

室内に置ける高さのまま50Lを確保したい場合は、本体の高さが70cm前後に収まるものを探すことになります。

Smartownerのペダル式はステンレス製で、公式の仕様は幅約53cm×奥行約38cm×高さ約69cm、50Lと45Lの袋に対応しています。

Smartowner公式サイトで詳細を見る

70〜80Lは屋外で袋をためる箱

45Lの袋を1袋半ほど入れられるため、室内で満杯にした袋を回収日まで置いておく用途に向きます。

カラスや雨から守る役割で、中身を分別するための箱ではありません。

80Lは流通量が少ない容量です。

90Lを置く高さがない場所で、70Lでは足りない場合の選択肢になります。

90Lは屋外か業務用

45Lの袋が2つ入る容量で、単体のゴミ箱としては最大級です。

高さが1m近くなるため、室内向けではありません。

ホームセンターで扱われている大容量モデルの傾向は、コーナンの大容量ゴミ箱をまとめた記事で紹介しています。

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容量帯ごとの目安を並べます。

置き場所と、ためたいごみの種類から見てください。

容量向いている場所主な役割
50〜60L室内、ベランダ家族の可燃ごみを数日分ためる
70〜80L屋外、軒下45L袋を回収日まで保管する
90L屋外、ガレージ、業務用45L袋を2つ分まとめる

大きいほど袋が合わなくなる

大容量で最も多い失敗が、袋の不適合です。

容量だけを見て買うと、袋が中に落ちてしまいます。

合わせるのは開口部の外周

袋がかかるかどうかは、ゴミ箱の口の周りの長さで決まります。

角型なら4辺を足した長さ、丸型なら円周を測ってください。

目安は、外周1,300mmで45L、1,600mmで70L、1,800mmで90Lの袋が合う計算です(出典:リス公式オンラインショップ)。

袋の寸法は70Lで800×900mm前後、90Lで900×1,000mm前後が標準です。

指定袋は深さが足りないことがある

自治体の指定袋は45Lまでしかない地域が多くあります。

その45L袋を70Lや90Lの箱に入れると、口も深さも足りません。

取っ手付きの袋は、取っ手を除いた深さが59cm程度しかないことがあります。

深さ65cm以上の箱に入れると底に届かず、ごみの重みで落ちます。

45L基準での選び方は、45Lゴミ箱の選び方をまとめた記事にまとめています。

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クリップで区切って使う方法もある

大きな箱の中を、袋止めクリップで2つか3つに区切る使い方があります。

1台の中で可燃とプラスチックを分けられるため、箱を増やさずに分別できます。

ただし1区画あたりの容量は小さくなるため、量の多いごみには向きません。

90Lの箱をそのまま使うなら、厚みのある袋でないと引き上げるときに破れます。

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屋外に置くなら素材とロックを見る

大容量の多くは屋外に置かれます。

屋内とは見るところが変わります。

樹脂は耐候剤が入っているか

ポリエチレンやポリプロピレンは軽くて錆びませんが、紫外線に長く当たると硬くなって割れます。

屋外に置くなら、耐候剤が入った屋外用として売られているものを選んでください。

室内用の樹脂製を屋外に出すと、1年から2年で色あせとひび割れが出ます。

同じ見た目でも、屋外用かどうかで寿命が変わります。

金属は錆と重さで考える

スチール製は重さがあるぶん、風で倒れにくくなります。

ガルバリウム鋼板は錆びにくく、住宅の外壁と色を合わせやすい素材です。

ステンレスは最も錆びに強い一方、価格は上がります。

カラス対策は中身を見せないこととロック

カラスは匂いではなく、目で中身を探します。

そのため、外から中身が見えない構造が最も効きます。

  • 中身が透けない素材の箱を選ぶ
  • 蓋にバックルや留め具が付いているものにする
  • 空のときに倒れないよう、底に重しを入れるか固定する

屋外に置くときの条件は、屋外ゴミ箱の選び方をまとめた記事で詳しく解説しています。

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動かす装備と洗う装備を確かめる

大容量は、動かすことと洗うことが前提になります。

この2つの装備で扱いやすさが変わります。

キャスターは2輪と4輪で用途が違う

2輪は普段は自立し、動かすときだけ後ろへ傾けて引くタイプです。

屋外の段差を越えやすく、収集場所まで運ぶ用途に向きます。

4輪はそのまま平行に動かせるため、平らな屋内での移動に向きます。

屋外で収集場所まで運ぶなら、2輪キャスターと蓋のロックが両方そろっているかを見てください。

水抜き栓があると洗うのが楽になる

袋が破れると、底に汚れた水がたまります。

底に水抜きの栓が付いていれば、水を入れて洗ったあと栓を抜くだけで済みます。

90L級を洗うために持ち上げてひっくり返すのは、現実的ではありません。

屋外で使うなら、水抜き栓の有無を仕様表で確かめておいてください。

大容量ゴミ箱に関するよくある質問

大きいゴミ箱に小さい袋を使ってもいいですか?

袋が口にかからず中へ落ちるため、そのままでは使えません。

袋止めクリップで縁に留めるか、箱の容量に合った袋に替えてください。

90Lは家庭で使えますか?

屋外で45L袋を2つためる置き場として使うなら向いています。

室内のメインとして使うと、高さと重さで扱いにくくなります。

屋外用と室内用は何が違うのですか?

樹脂に耐候剤が入っているかどうかが大きな違いです。

加えて、蓋のロックや水抜き栓など、屋外での使用を前提にした装備が付いています。

袋が破れます。厚みはどれくらい必要ですか?

紙くず中心なら0.02mm前後でも足りますが、水気のあるごみや重いごみでは足りません。

90Lで重いごみを入れるなら、0.03mm以上を選んでください。

大容量ゴミ箱のまとめ

大容量にすると、容量だけでなく満杯時の重さ、袋の費用、置く面積も増えます。

必要な容量は人数ではなく、次の回収日までにたまる量から逆算してください。

50Lから60Lは室内やベランダ、70Lから80Lは屋外で45L袋をためる用途、90Lは屋外や業務用が中心です。

袋が合うかどうかは容量ではなく、口の周りの長さで決まります。

自治体の指定袋は45Lまでの地域が多く、大きい箱にそのまま入れると底に届きません。

屋外に置くなら、樹脂は耐候剤入りを選び、蓋に留め具が付いているかを確かめてください。

カラス対策は、中身を見せないことと蓋を固定することの2つが基本です。

まずは置き場所の幅と奥行きを測り、いま使っている袋の外周が合うかを確かめてみてください。

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特にセンサー式・スマートゴミ箱の分野に力を入れており、忙しい毎日をちょっとラクにするゴミ箱選びのお手伝いができれば嬉しいです。

「ゴミ箱ごときで大げさ」と思った方こそ、ぜひ読んでみてください。 生活の質って、意外と足元から変わります。

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