サイズ・容量

一人暮らしのゴミ箱選び|20〜30L目安と置き場所・分別を解説

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一人暮らし向けのゴミ箱について、20L・30Lの容量目安や必要な個数、可燃ごみ・資源ごみ・不燃ごみの置き場所をまとめた図解。

一人暮らしを始めるときにゴミ箱を選ぼうとすると、何リットルを何個買えばいいのかで手が止まると思います。

結論を先に言うと、容量は自炊の頻度と収集日の間隔から逆算でき、多くの場合20Lか30Lに落ち着きます。

個数は部屋の広さではなく、住んでいる自治体の分別区分の数で決まります。

大きい1個にまとめると省スペースに見えますが、収集日まで生ゴミを抱え込むことになり、かえって扱いにくくなります。

この記事では、必要な容量の計算方法、個数の決め方、狭い部屋での置き場所まで順番に整理します。

記事のポイント

  • 容量は1日の量に収集日の間隔をかけて決める
  • 週1回の収集で自炊するなら30Lが目安
  • 個数は分別区分の数で決まる
  • 資源ごみは箱を買わず袋のままでいい
  • フタにこだわるのは可燃ごみ用の1個だけ

必要な容量は逆算で決められる

ゴミ箱の容量は、感覚で選ぶと大きすぎるか小さすぎるかのどちらかになります。

1日に出る量と、収集日までの日数の2つが分かれば計算できます。

1日に出るごみの量を知る

環境省の調査では、令和6年度の1人1日当たりのごみ排出量は839グラムでした(出典:環境省)。

これは事業所から出る分を含んだ全国平均なので、家庭から出る分はこれより少なくなります。

ゴミ箱を選ぶときに必要なのは重さではなく、かさばる量のほうです。

実感に近いところで言うと、外食が中心なら1日あたり2リットル前後、自炊をするなら4リットル前後が目安になります。

自炊は野菜くずや食品トレーが加わるため、外食中心の2倍前後に増えます。

収集日の間隔をかける

次に、住んでいる自治体の可燃ごみの収集日を確認します。

週2回なら最長で4日分、週1回なら7日分が入れば足ります。

この2つを掛け合わせると、必要な容量が出ます。

収集の頻度外食中心(1日約2L)自炊する(1日約4L)
週2回約8L必要 → 10L約16L必要 → 20L
週1回約14L必要 → 20L約28L必要 → 30L

一人暮らしで20Lから30Lがすすめられる理由は、この計算のどこに当てはまっても収まるためです。

45Lが選択肢に入るのは、来客が多い場合や、ゴミ出しに行けない週があらかじめ分かっている場合に限られます。

容量別に何日分たまるか

逆から見ると、それぞれの容量が何日でいっぱいになるかが分かります。

容量外食中心自炊する
10L約5日分約2〜3日分
20L約10日分約5日分
30L約15日分約7日分
45L約3週間分約11日分

ここで注意したいのは、生ゴミは容量ではなく臭いで限界が来るという点です。

30Lの箱がまだ半分でも、夏場に4日置けば臭います。

容量に余裕があるからと収集日を1回飛ばす使い方はしないでください。

製品ごとの形やフタの違いは、20Lのゴミ箱を比較した記事で詳しく扱っています。

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何個そろえるかは分別区分で決まる

容量が決まったら、次は個数です。

ここを部屋の広さで考えると失敗します。

自治体の区分の数を数える

ゴミ箱の個数は、収集日が別々に設定されている区分の数と一致します。

収集日が違うということは、別の袋に入れて別の日に出すという意味だからです。

多くの地域では、可燃ごみ、資源ごみ、不燃ごみの3系統に分かれます。

ただし資源ごみがさらにペットボトル、缶、瓶、紙に分かれる自治体では、区分の数が5つ6つになることもあります。

引っ越したらまず、自治体の収集カレンダーで区分と曜日を確認してください。

資源ごみは箱を買わなくていい

区分が多いからといって、その数だけゴミ箱を買う必要はありません。

ペットボトルや缶は乾いていて臭わないため、袋をそのまま吊るしておけば足ります。

フックに袋を掛ける、紙袋を立てて入れておく、といった方法で十分に機能します。

箱を買うと、その分だけ床が埋まり、洗う手間も増えます。

資源ごみに箱を用意するとしたら、来客の目に触れる場所に置く場合だけです。

不燃ごみに常設の箱はいらない

不燃ごみは、月1回や2週に1回という自治体が多く、一人暮らしで出る量もわずかです。

割れた食器や乾電池が数点出る程度なので、小さな袋をシンク下に置いておけば足ります。

常設のゴミ箱を用意すると、ほとんど空のまま場所を取り続けることになります。

実際に置くのは、可燃ごみ用の1個と、資源ごみ用の袋という組み合わせが最小構成です。

生活スタイル別のそろえ方

ここまでの内容を、実際の組み合わせにまとめます。

タイプ可燃ごみ資源ごみ不燃ごみ
自炊・週1回収集30L フタ付き袋を2つ吊るす小袋をシンク下へ
自炊・週2回収集20L フタ付き袋を2つ吊るす小袋をシンク下へ
外食中心・週1回収集20L フタ付き袋を1〜2つ吊るす小袋をシンク下へ
外食中心・週2回収集10〜15L フタ付き袋を1〜2つ吊るす小袋をシンク下へ

自炊する人が気をつけること

自炊する人が最初につまずくのは、容量ではなく水分です。

野菜くずや使い終わったティーバッグは水を含んでいて、そのまま入れると袋の底に汁が溜まります。

三角コーナーで一度水を切ってから捨てるだけで、臭いの出方が変わります。

また、ゴミ箱の位置がシンクから離れていると、水を垂らしながら運ぶことになります。

調理する場所から手を伸ばして届く距離に置いてください。

ほとんど自炊しない人が気をつけること

外食や中食が中心の場合、可燃ごみは少ないかわりに容器が増えます。

弁当容器やカップ麺の容器はかさばるため、10Lの箱だとすぐに口まで届きます。

洗って資源ごみに回せる容器と、そのまま可燃ごみに入れる容器を分けると、可燃ごみの箱はかなり小さくできます。

どちらに出すかは自治体の区分で変わるため、収集カレンダーの記載に合わせてください。

狭い部屋での置き場所

ワンルームでは、ゴミ箱の置き場所が生活動線とぶつかりやすくなります。

先に置き場所を決めてから、そこに入るサイズを選ぶ順番にすると失敗しません。

可燃ごみはシンクの正面に置かない

キッチンが狭い部屋では、シンクの真正面に置くと調理中に足が当たります。

おすすめは、シンクと冷蔵庫の間か、調理台の足元です。

体の向きを変えずに手が届き、なおかつ通り道を塞がない位置になります。

ペダル式を選ぶ場合は、ペダルを踏むための足場が確保できるかも見てください。

冷蔵庫横の隙間を使う

冷蔵庫の横には、たいてい数センチから20センチほどの隙間が空いています。

ここに幅の狭い縦長タイプを入れると、床の専有面積を増やさずに容量を確保できます。

ただし冷蔵庫は側面から熱を逃がす機種があるため、密着させず数センチ空けてください。

キャスター付きを選ぶと、掃除のときに引き出せて奥のほこりも取れます。

資源ごみは玄関やベランダへ逃がす

ペットボトルや缶は臭わないので、居室に置く必要がありません。

玄関の靴箱の横や、ベランダの隅に袋を置いておけば、部屋の中がすっきりします。

玄関に置くと、出かけるついでに持ち出せるという利点もあります。

ベランダに置く場合は、雨で袋に水が溜まらないよう口を縛っておいてください。

買う前に測る3つの寸法

置き場所が決まったら、購入前に次の3つを測ります。

  1. 置きたい場所の幅と奥行き
  2. フタが開いたときの高さ
  3. ゴミ箱を通す扉や通路の幅

見落としやすいのが2つ目です。

上開きのフタは、本体の高さより20センチから30センチ高く開きます。

吊り戸棚やカウンターの下に入れる予定なら、その分の余裕があるかを確認してください。

フタにこだわるのは可燃ごみ用だけ

ゴミ箱の値段の差は、ほとんどがフタの構造から生まれます。

その費用をかける価値があるのは、生ゴミが入る1個だけです。

フタ付きを選ぶ基準

フタ付きといっても、密閉できるかどうかは製品によって差があります。

見るべきなのは、フタの裏にパッキンが付いているかどうかです。

パッキンがないフタは、閉めていても縁の隙間から臭いが抜けます。

あわせて、ゴミ袋の口が本体の縁に被さる構造かどうかも確認してください。

袋の厚みでフタが浮くと、パッキンがあっても効かなくなります。

ZitAは上に開かず横にスライドする構造で、フタを開けた瞬間に中の空気が上へ抜けません。

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自動開閉が効く場面

手をかざすと開くセンサー式は、調理中に手が汚れているときに役立ちます。

ペダルを踏む動作も不要なので、狭いキッチンで体の向きを変えずに捨てられます。

一方で電池交換が必要になり、フタが開く時間だけ臭いが外に出ます。

導入する前に知っておきたい弱点は、センサー式ゴミ箱のデメリットを解説した記事にまとめています。

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ゴミ袋のサイズを合わせる

ゴミ箱の容量と袋の容量は、同じ数字では合いません。

袋は縁に折り返す分が必要になるためです。

箱の容量に一段上の袋を使う

目安として、20Lの箱には30Lの袋、30Lの箱には45Lの袋を使います。

同じ20L同士にすると、袋を折り返した時点で中の容量が減り、口も縛りにくくなります。

指定袋の制度がある自治体では、選べるサイズが決まっています。

この場合は袋のサイズを先に決めてから、それが入るゴミ箱を選ぶ順番になります。

袋が余るときの調整

箱に対して袋が大きすぎると、余った部分が外へ垂れて見た目が悪くなります。

袋の口を一度内側へ折り込んでから縁に掛けると、外から見えなくなります。

袋がずり落ちる場合は、内側の四隅に開閉式のフックを下向きに貼ると止まります。

捨てる前に新聞紙を底へ敷いておくと、水分を吸って袋の底に汁が溜まりません。

臭いを抑える方法をもっと知りたい場合は、ゴミ箱の臭い対策をまとめた記事を参考にしてください。

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一人暮らしのゴミ箱に関するよくある質問

ゴミ箱を置かずに袋だけで生活できますか?

資源ごみだけなら袋で足ります。

生ゴミが入る可燃ごみは、袋が倒れて中身がこぼれるため、フタ付きの箱を1つ用意したほうが結果的に楽になります。

45Lを1個買えば分別も兼ねられますか?

仕切りを入れれば2種類までは兼ねられます。

ただし収集日が違う区分を同じ箱に入れると、出す日に中身を選り分ける手間が発生します。

ワンルームで生ゴミの臭いを抑えるにはどうしますか?

水気の多いものを冷凍しておく方法が効きます。

収集日の朝に冷凍庫から出して袋へ移せば、部屋に置いている間は臭いが出ません。

ゴミ箱はいつ買うのが効率的ですか?

引っ越して1週間ほど暮らしてからで構いません。

実際に出る量と置ける場所が分かってから買うと、サイズを外しにくくなります。

収集日を逃したときはどうすればいいですか?

袋の口を縛り、玄関やベランダなど室温の低い場所へ移してください。

生ゴミが含まれる場合は、袋ごと冷凍庫に入れておく方法もあります。

一人暮らしのゴミ箱選びのまとめ

必要な容量は、1日に出る量に収集日までの日数を掛けて求められます。

外食中心なら1日約2リットル、自炊するなら約4リットルが目安です。

週1回の収集で自炊するなら30L、週2回なら20Lがおおよその着地点になります。

個数は部屋の広さではなく、収集日が分かれている区分の数で決まります。

資源ごみと不燃ごみは袋のままで足りるため、実際に置く箱は可燃ごみ用の1個で済みます。

その1個だけは、パッキン付きのフタと袋の隠し方を確認して選んでください。

まずは自治体の収集カレンダーを開いて、可燃ごみが週何回かを確かめるところから始めてみてください。

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特にセンサー式・スマートゴミ箱の分野に力を入れており、忙しい毎日をちょっとラクにするゴミ箱選びのお手伝いができれば嬉しいです。

「ゴミ箱ごときで大げさ」と思った方こそ、ぜひ読んでみてください。 生活の質って、意外と足元から変わります。

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